Tuesday, June 09, 2009

中間テスト

学内業務が過重で、ブログ編集画面を開くいとまがない。
これまでそういうのは3日坊主の言い訳に過ぎない、ブログなんて3分で書けるだろうと思っていたが、一度足が遠のくと、その3分をやろうとするのが億劫だ。

というわけで、中間テストがあるので少し空いた時間ができたため復帰した。

ロースクールの学生さんたちも、択一合格発表を見て、また新たな気持ちで勉強に取り組んでいるようだ。実際択一の配点比率が下がったとは言っても、足きりにかかるようなら話にならないので、論文が大事と分かっていても択一に目を奪われるのも無理はない。ちょうど、実務家になったときの能力こそが大事だと言っても、その前の司法試験に合格できなければ話にならないので、司法試験突破に目を奪われるのと同じだ。

それはともかく、点の選抜から線の選抜と言うことでロースクールの授業ではきめ細かい指導と評価をすることになっており、わずか2単位の授業でも中間テストをするのが普通だ。本当は、毎回のように何らかの起案をすればよいのだが、そういうわけにも行かない。

中間テストは、毎度のことながら、各科目とも同じ時期にやるので、学生たちは不満たらたらだ。曰く、科目が重なっているから勉強が出来ないと。日常的に勉強を積み重ねていけばクリアできる程度の内容なのだが、試験と聞くとそれ対策に時間をかけたいというのが身に染みついた習性だ。
だからといって実施時期をずらすと、今日は何々の中間テスト、来週は何々の中間テスト、その都度他の科目の課題が出来ないことの言い訳になってしまうので、邪魔なこと甚だしい。

こんなシーンを見ても、教員が手をかけて教育しようとしても学生が付いてこれないという姿が浮かび上がるのである。

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