Monday, November 09, 2009

ロー生の答案その後

前回のレポートを返却して公表したところ、試験対策講座からつまみ食い的に書いたことが判明した。
こんなの今時通用しないよと言ったところ、これここに書いてあると持ってきた学生がいたのだ。

なるほどシケタイは各分野にわたって詳しく分かりやすく書いてあって、教材として重宝するのは認めるが、今回の問題についてはいい加減なことが書かれている。
しかも、学生の持ってきたのを読んでも、さすがにその学生が間違えたような破綻はきたしていない。
要はシケタイで読んだところを生煮えのまま振り回して使ってしまったのだ。

出来の悪さの原因は、予備校教材のいい加減なところにも一定程度の責めがあるが、やはりその学生の理解力に主因があったというべきである。

Sunday, November 08, 2009

ロー生の答案

授業中説明したことに関連して、レポートを課した。

すると、学説上の論点になっているところのため、何々説に乗っ取って書いているものが非常に多い。
授業でこの説はここがまずいと説明したのも全くお構いなしである。

おまけに、その説をとるなら出てきそうにない結論を平気で書いている。何か深い考えがあって書いているわけではないことは最初から分かっているが、少しは辻褄をあわせるように考えたらどうか。

理論としての優劣を問うているわけではないが、首尾一貫していない、破綻した論文というのは致命的である。

Tuesday, October 06, 2009

ゼミ

昨日の怒濤のような一日が過ぎ、今日はゼミの日だ。
講義だと雨で休む学生が一定割合予想されるが、さすがにゼミではないだろう。

私のゼミでは問題演習をやったり、論文読みをやったり、なかなか姿勢が定まらないまま、今日まで20年以上やって来た。実際のところ、学生の興味関心を喚起できて、しかも勉強した気にさせると言うのはなかなか至難の業と思う。

うまくマッチすると、学生には一生の思い出といっては大仰だだが、学生時代にそれなりに勉強したという意識が生まれるし、中には研究者とか実務家とか、法律関連職に就きたいという希望者もでてくる。

そうならないのは、大学の授業に魅力が足りないのである。

Sunday, October 04, 2009

明日は3回しゃべる

午前中は授業で、もちろん。
午後は研究会で報告者。
そして夜は会議で状況報告。

前2者は大体準備できたが、後者がまだ。このまま夜を迎えては危機的状況である。

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Saturday, October 03, 2009

授業開始1週目

何となく忙しいまま、授業が始まって1週間。

教材は前半のみ完成して配布してあったので、日々の授業と平行して後半のを作らなければならない。
ローの学生で、相変わらず判例べったりの暗記だけですませようとする奴がいるが、全体構造とか理念とかがわからないまま判例とされている抽象的な部分だけを覚えても、問題解決には役に立たない。
それに新司法試験でも一応具体的な事件における解決を提示することが求められているのだから、判例とされている抽象論が具体的事件の中でどう適用されたのかを理解するのは必須なのだ。

ところが判例はこうだといって模範六法の「判例」だけをみてすませてしまう。そりゃ全部を判例集の原典で調べろとはいわないが、重要な判決くらいは判例集と最高裁判例解説くらい読んでもバチは当たらない。

効率的に多くの知識を蓄えることは重要だが、同時に、基本的原理や価値観、法適用の構造などをきっちり理解して知らない問題にも応用できる能力を獲得する必要もある。

いつもながら、そんなことを学生に教えてあげたい。

Wednesday, September 16, 2009

授業準備中

後期まであとわずか。
教材をアップデートしているが、全体の構成が少し変わったので難渋している。

一旦作成した教材の改善は、全体にも影響してしまうだけに苦しいし、なんとなく後ろ向きの作業のような気がして気が進まない。

Friday, September 04, 2009

会議6連発

教授会の日でもないのに、朝2、昼休みの昼食会、夕方に打ち合わせが2、そして7時からもう一件。そのまま軽く飲みに行った。

その合間に、午前中は学部生の相手をし、午後は院生の自主ゼミにつきあった。

ロースクール生がこなかったのが、せめてのも救い。

Thursday, September 03, 2009

満員電車

夏休みが終わるのは、新学期開始だとすると9月末なのだが、それは学生さんの話。
先生は8月中も9月中もそれなりに仕事がある。特に入試の種類が増えた昨今は、夏休みが無いようなものである。司法試験考査をやっている同僚はもっと悲惨のようだが、それは別格だ。

同僚ではないが、まだ司法試験の採点が終わっていないと叫んでいたのに大仕事を押しつけられていた人がいたが、彼はどうしただろう?

そういうのと比べると、私のはもっと平和な用事だが、いずれにしてもすっかり秋めいた中を満員電車に乗る羽目となった。

今日は来年度の準備作業の始まりの日であり、今年から管理職となっている私としては、またまた新しい作業ゾーンへ突入だ。

それとともに、今年から始まった新しい制度の手直しが必要だったり、学生が用件を書かずに会いたいとメールしてきたので何だろうかと不安に思いながら会うのが今日だったり、結構落ち着かない。

大体学生が「お話があります」というときは、退学か休学の申し出だったり、ろくなことがないのだが、中には大学院に入りたいという申し出も年に何回かはあって、これはこれで難題の場合が多い。
「そうか、そうか、是非いらっしゃい」と返事したくなる学生さんから大学院志望を伝えられることは滅多になく、たいていはやめた方がよいと本人のためにもいうべきケースだ。

例外的に優秀な学生さんでも何がやりたいかはっきりしている場合はほとんどなく、専攻の選択すら怪しい場合がある。
来てくれるのは嬉しいが、入り口を間違えると後々困ったことになる。
それに最近の学部教育は語学をしっかりやらないから、3年くらいから院を視野に入れて2外を自分で積極的にやってないと、入ってからがつらい。必要があれば何語であれ克服できないことはないが、そういうものだと思わないと苦手意識が先に立って何時までもやらないしできないし、論文も必要な情報を読まないで書くことになり、ダメ論文の烙印を押される。

というわけで、学生さんの「会いたい」メールは、用件を書いてくれると有り難い。

Tuesday, September 01, 2009

一瞬の秋、残暑再び

やはり天気は自民党の状況にぴったり、涙雨にお寒い1日だったが、今日はまた残暑が戻ってきてしまった。

夏休みもわずかとなり、すでにある入試業務を無事終えて、授業準備もかなり進んだので、昨日からは夏休みの宿題を片付けている。
夏のはじめに出した原稿の校正は昨日日中にすませて投函。共著本の担当部分荒原稿を昨晩一応仕上げて、今朝送信。今は別の連載担当分を書いている。

Saturday, August 22, 2009

そろそろ後期が近くなってきた

後期は数年ぶりの授業を二つ持つ。
従って、その頃の反省を踏まえて、教材の再構成をしなければならない。

しかし9月は海外に行く予定もあるので、印刷のことを考えたら、8月中にはなんとか目鼻を付けなくては。

ということは、後10日程度しかないではないか。

論文など書いている場合ではなくなってきた。しかし、あと少しで一つ終わるし、後二つやれば夏休みのノルマは何とかなるのだが。

うーむ。

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