Friday, November 28, 2008

今日はパーティー

昨日の学会打ち合わせは、事前の予定と大きく構成を変えることになり、資料を作り直す羽目になったが、とにかく話がまとまってよかった。
最初はみんなを紹介して終わりのはずのコーディネーターが、議論の主導権をとることになったが、まあそれも許す。おもしろいセッションになれば良い。

今日は学生のゼミのレポートをみる。課題を出したこちらもよくわからないところなので、学生の意見も聞きながら考えようと思っていたが、甘かった。
そのだいぶ手前の段階でつまずいている。まあそれが分かっただけでも良しとしよう。
重い懸案は一つ片づいた。

夜は知り合いの出版記念パーティである。

Wednesday, November 26, 2008

今日の成果

何から手を着けていいかわからんと焦りまくったものの、直前に迫ったのからとにかく片付けていった。
午前中、院ゼミまでの間にその予習と課題整理。終了後は、某テスト採点打ち合わせのアポを取り、掲示で呼び出したのに来ない学生にメールを入れ、折り返し3人くらいからの電話でそれぞれ指導をし、それとは別の学生に用事を頼み、明日の学会打ち合わせの資料を作り、前から作ってあったビデオ教材をアップロードし、以前作って音声調整に失敗していたビデオ素材を作り直し、答案も何枚か採点し、遅れて持ってきた学生のレポートを添削し、難航している人事の打ち合わせをし、まだ書いている論文の補充調査をし、事務からの問い合わせを受け、忘れていたゼミ生への仕事依頼をどうすればいいか事務に問い合わせて必要書類をメールしてもらい、次の瞬間学生にメールして部屋にきてもらって必要書類のプリントアウトを渡し、そのほか何をしたっけ?

ということで大変多くのことが片付いた。
しかしいくつか重い懸案は残っているのである。

忙しすぎて、何から手を付けて良いやら

連休をのんびり論文三昧、学生指導三昧で暮らした付けが来た。

もう学会準備も大詰めで、明日はその打ち合わせに会議連チャン。その準備はまだ全然していない。
それにしても、事務的なところで任された人がまるで何もしてくれないと、どうしたものかと。自分でやっちゃうのが最も速いが、それではあらゆることを自分でやらなければならなくなってしまう。

某テストの採点もしなければならない。

某人事の方も、候補者が決まってから手続が進まず、そのうちに候補者が辞退してきた。全く何をやっているんだ!

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Tuesday, November 25, 2008

ゼミ終了

中々議論が活発になってきたものだ。

この手のゼミとか研究会とかで終始無言を通すというのは、それだけで疲れると思うのだが。
学生はもともとおしゃべりなので、興に乗れば先生を置いてきぼりにして議論している。それを横で聞いているのもまた、楽しいものだ。

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Monday, November 24, 2008

通常の日々

要するに、今日も授業があり、院生が報告準備に数時間居座りと、そういうわけでもうおやつの時間が近くなってきた。

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午後はまったり論文でも。
さすがに今日は人が少ないので、ゆっくりと検討することができる。
しかしそうやっているとあっというまに暗くなるのだが。

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Sunday, November 23, 2008

世間は3連休だが、研究室は違う

唯一、今日は特に用事もなく、一日研究三昧だが、昨日は院生指導、明日はゼミがある。
休日にもかかわらずだが、最近の大学業界では珍しくない。
ハッピーマンデイで月曜日の授業回数が少なくなってしまったため、祝日を無視して授業をしたり、月曜の時間割を別の日に割り当てたりする。
そしてそれが学校ごとに違うので、いくつかの大学に勤めていると、月曜日にも授業が有り、加えて休みの期間が短くなるというハメになる。

ということで、明日は通常のゼミがあるのだ。

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Saturday, November 22, 2008

院生の個人指導

午前中から午後まで、院生の個人指導にかかりっきりだ。

M1だけに、まだ勉強の仕方というか、研究会で判例評釈の報告をする準備の仕方が全然分かっていない。
関連する判決が沢山あり、それぞれに判例評釈もかなりあるのだが、かなり前にそれらを調べておくように言っていたのにしてない。全部調べて読むという発想がないようだ。

全部しらべて読むというのは当然だと思っていた私は、先週までその点を確認する必要を感じていなかった。実質的に勉強を始めたばかりのM1にとって、他の先生の判例評釈があるというのは極めてありがたいことであり、関連判例もあればあるだけ助かるものだ。それらを読んでまとめるだけでも、最初の判例報告をした価値があるというもの。
M1で2回くらい、そうしたプロセスを経て、自分なりの整理分析につなげていけば、たとえ報告ではメチャメチャだったとしても、基礎的な勉強の仕方くらいは身に付く。判例の射程とか影響度とか、解釈論上の問題点とか、そういう基本的な分析能力が身に付くというものだ。

しかし、よそ様の判例評釈を読ませるのは猿まねをさせるためではない。例えば事案のまとめ方でも、かなり簡略化してまとめてしまうのが通例だが、これはプロの場合、紙幅に限界があるからだ。院生の報告では紙幅に限界などないのだから、細かいところも忘れずに、きちんと調べて理解し、質問があればすぐ思い出せるようノートをとっておくことが必要だ。
というか、院生の報告者なんだからせめて事実関係くらいは満足に説明できるようになっていろというものである。

今日の院生は、そのあたりがそもそも全く分かっていなかったので、とにかく一緒に判決文を読んで、重要な事実について一緒にノートをとってやり、なぜ重要かを口頭で説明し(この口頭説明が自分で出来るようにならねばならない)、かなり複雑で長期にわたる事実関係なので、人間関係も理解できるような相関図をまとめるように指示し、見本的に自分で書いて見せ、そんなことをやっていたら3時間くらいあっという間にすぎていった。

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Friday, November 21, 2008

学外の会議の合間に研究会

今日は午前中、某所で会議に参加し、午後の学内研究会に参加するため大学に戻る。(写真は移動中の車内)
夜は別の、市民団体の会議に出る予定なので、研究会が長引くとギリギリの人生となる。

こうやってあちこちの活動にお付き合いしていると、自分の仕事をする時間が切り取られるわけで、研究者としての本分を犠牲にしてまでやるべきことかどうか、疑問も生じる。多分師匠が知ったら叱られるに違いない。

他方、メリットもないではない。今日の午前中の会議も夜の会議も、研究者以外とのつき合いで、専門分野に関係する部分だから、基本的に現場の意識の勉強になる。自分の考えていることを伝えて畑違いの人から意見を聞くこともできる。

あとは、これが論文にどう活かされるかであり、そのためにもアウトプットをおろそかにしないようにしなくてはならない。

Wednesday, November 19, 2008

教育研究の日々

午前中は院ゼミ。
午後は図書館にプチ籠もり、その後、書きかけだった連載原稿を仕上げて、今送った。
締切より2日も前に送るとは優秀至極。

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明るいゼミ生・暗いゼミ生

明るいゼミ生がいると、法律のゼミでも楽しくなる。
物怖じしないで色々いうから、こちらも調子に乗って思っていることをストレートに出してしまったり。ただし本人はともかく横で聴いている学生が誤解しないように、後で説明するのが大変だ。
その学生も調子に乗りやすいので、高みからしかりつけたりするが、全然めげない。

大人し目の学生はそうはいかない。下手にネガティブなことを言うと深刻に受け止めてしまうから、なるべくおだてて本音を言えるようにしてやる。そんな学生が酒を飲むとガラッと積極的になったりもするのだが、最近は授業が立て込んで、また学生気質も変わってきて、ゼミ=飲み会が付きものというわけにはいかないのだ。

暗い性格の学生さんというのも、もちろんいる。暗いといっても真面目な性格で冗談とかいえるタイプでないという普通の学生と、少々性格が曲がってしまった学生さんもいる。前者は問題がないが、後者は、やはり注意して見てあげないと色々とまずいことが起きる。

一番まずいのは、教育機関たるもの、きちんと教育して送り出すという使命をその学生に施せなかったという場合で、もちろん本人が権利放棄すれば別だが、本人は最後まで卒業したいと思っていても勉強のやり方すらも分からないままになってしまったりする。

法律の教育では、ねじ曲がった法律知識を覚えてしまうというのもまずい。
今流行りの大学内麻薬汚染とか、警視ドノの酔っぱらい運転とか、逸脱行為が一方では目立つが、他方では法律を金科玉条のごとく振り回す傾向もある。法学教育はそのどちらにも陥らないためにある。
もう少し説明すると、法学教育では、法(律)の中身を学び、その法を現実の社会に適用する仕方を学ぶ。その過程で現実の社会のありようを学び、現実社会と法との整合・不整合を学ぶことになる。
法が現実社会に適合しない場合、法学部教育ではとりあえず、解釈により法をどのように適用すべきかを考えることになる。この段階で立法による改革が出てこないのは、司法と行政に携わる人々を養成するプログラムが中心だからであり、それ自体現実社会のありように適合していないわけだが、それは一応置くとする。
このように法学教育では、法(律)というもの、特に法律の条文を絶対的なものとするわけではなく、文言解釈のみにこだわることもない。かえって立法趣旨とか、法の基本理念とか、正義公平とか、そういった価値観が尊重され、法律の解釈にも縮小解釈・拡張解釈、反対解釈・類推解釈が駆使されることになるし、条文のない法理が出てきたりする。

これがねじ曲がって理解されると、法律に何が書いてあっても知ったことではないという独善的な解釈に陥ったり、結局法律の文言はともかく現実は違うといったシニシズムに陥ったりする。もっとプリミティブなのは、ばれなきゃ良いという態度だろう。
ちなみに現実に適用することが困難な法を闇雲に作ったりすると、このシニシズムを助長する。その典型例が個人情報保護法であり、公益通報者保護法なのではないかと思うのだが、どちらも立法目的は良いだけに残念である。

それはともかく、法学教育の目標は、法律の知識を習得するだけでなく、その解釈適用を通じて現実社会への反映を目指し、逆に現実社会のありようを踏まえて法の内容自体を具体化していく作業ができるようになることである。この点から、金科玉条のように振り回す人物はまともな法律家とはいえないし、逆に法的シニシズムも法学教育の失敗例である。

ゼミ生の話に戻ると、明るいか暗いかを問わず、このような法学教育がきちんとできることが望ましく、そのためには反応がストレートに出てくる明るい学生は扱いやすいが、何を考えているか分からない学生はどうも不安になるのだ。

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Tuesday, November 18, 2008

月曜までの原稿はなんとかなった

もう火曜の朝だが、月曜日までという限りは、事実上、火曜の夜明け前が締め切りといってもよいであろう。

日曜日の夜はほとんど徹夜に近く、月曜は日中朦朧としたシーンもあったが、それでも論文完成まではとパソコンに向かうと気分がしゃっきりする。

このように締め切り間際の集中力は、我ながら凄いと思う。しかし、これがなぜ普段からできないか。締め切り間際の生産能力の半分でも普段から発揮すれば、流行作家のようになれるのであろうかと、夢想。

さあ、一眠りして授業に出かけよう。

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Sunday, November 16, 2008

図書館と化すスタバ

某大学の近くにあるスタバは、勉強にいそしむ若者たちで一杯だ。
この時期がんばっているのは、大学受験生であろうか。

大学生も、ゼミの発表とかがあると、それなりに勉強するが、授業関係ではさっぱりだ。

Saturday, November 15, 2008

研究会2発のち飲み会

実務家たくさんの研究会では、議論が盛り上がるが、実現可能性にこだわるとつまらないことになるので、その辺はほどほどにしなければならない。その空気を読まないと、人知れず嫌われる。だいたい、実用に供されたシステムは初めから完璧だったわけではなく、欠陥を手直ししてワークしているものである。肝心なのは、問題点を正確に認識する担当者の能力と、その手直しを受け入れる柔軟な仕組みと姿勢である。
今日の研究会で提案されたシステムも、実践してみれば予期せぬ問題が発見されるだろうが、それを恐れて立ち止まったら何も始まらないのだ。

さあこれから流れで飲み会。

今日は研究会デー

昨日は院生の報告会で生煮えな博士論文のネタを聞かされた。
院生教育は留学生や社会人、研究者以外の志望コースの存在など、かつてとは様変わりだが、博士後期課程の教育体制はあまり変わらず、超少人数の徒弟制である。
昨日の報告者は指導教授の昔を思い起こさせるような執拗な歴史研究であり、これが具体的な法解釈論にどう結びつくか、楽しみというかなんというかだ。

今日の研究会は実務家も交えた、というより実務家の方が多い研究会で、実用的なところが全然なくとも良いというのとは対極をなす。

Thursday, November 13, 2008

今日は会議デー

会議では人事がかかる。公募だが、あらかじめ声をかけていた人だし、波乱はないはずだ。

準備段階では別の内々候補を巡って悶着があった。大物を引き抜こうとしたのだが、委員の一人がよからぬ噂を聞きつけてきたのだ。噂というか、その大物候補と元同僚という人からの話だが、大物候補は性格がきつく、同僚を教授会で面罵したり、学生をいじめたりする。
学生とのトラブルは学生の方にも落ち度があったらしいが、とにかくパワハラの疑い濃厚の人らしい。

人事担当委員は、自分たちのことを棚に上げ、そういう人は望ましくないという認識で一致し、その大物候補は一発で消え去った。
名前を出した委員も納得の一幕である。

人事ってこうやってつぶれていくのだなと感慨深いが、同時に、こういった情報を知らないままババを引くこともあるだろうなとも思う。

会議では人事のほかに学生の処分や、学生の苦情申し立てへの回答、来年度の授業担当、入試準備など、メインの話題だけでも長時間が予想される。
このほかに様々な報告事項があるだろうし、適当な内職仕事があるとよいのだけど、ノートパソコン広げたりして露骨にやるわけにもいかない。やってる人はいるけれども。

Wednesday, November 12, 2008

授業の後、学外の仕事

半分は準備ができているが残りはその場で考える。
最近そういう仕事の仕方が多い。事前にすべてきちんと用意できれば効率がよいが、その場の状況に応じた対応を求められることもあり、臨機応変である。

来週頭までに絶対出せという原稿の一つは、今日の昼にライバルの最新論文を読んだ。考えてみれば、書くべきことがありすぎのテーマである。比較法や法規定の成り立ちを説明するだけでもかなりかかるのだ。
紙幅は限られており、いかにコンパクトにまとめるかが勝負。

Tuesday, November 11, 2008

いよいよ追いつめられた

今朝も5時おきで学生たちのレポートをみる。
本当は明日までの仕事を片付けたかったのだが、そこまで到達せず。

昨日までに絶対出せという雑用をなんとかこなし、明日までに絶対やれという原稿案、これは自分が責任者なのだが、やらないと他に示しが付かなくなってしまう。
そして来週頭に絶対出せという原稿が二つある。
そのほか、最後通告に近いのが一つ。恩ある先生の記念論文なので、落とすわけにはいかない。

胃が痛くなる週だ。

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明日までの原稿がまずできた。ふーむ。
次は最後通告されている奴を、とりあえず概要だけでも最後まで行こう。
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今日は結局、最後通告に答えて概要をまとめるに終わった。ゼミである。
月曜までの論文その1に関連して、新しい論文が雑誌に載っているのを発見。時間がたてば材料が揃うと喜ぶべきか。

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Monday, November 10, 2008

早朝の仕事

5時起きして、コーヒーを入れて、ゼミ準備や昨日までの仕事の仕上げを行う。
仕事が片付いた感があって、至福の時である。

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Saturday, November 08, 2008

研究会のち飲み会

学外で研究会があり、昔の先生が報告者だったから、久しぶりの同業者にも会えた。

研究会のあと、流れで飲みに行くと、ご多分にもれずロースクールの愚痴話になる。
学生と教員とは、本来、なるべくたくさん合格して法曹になるということにおいて共通の目標を持っているはずなのだが、中には勉強ができないのに単位がもらえないのを不満に思う学生がいる。そういう学生は遠慮なく落とすべきなのだが、そう考えない先生もいて、困ったものである。

Wednesday, November 05, 2008

夜間授業

夜間の授業の学生たちは、わりと人なつっこく、ゼミというわけでもないのだが、ゼミみたいな人数であり、終わってから軽く飲みに行った。

日本社会の話からアメリカのバラク・オバマの話、就職の話、司法制度改革の話と尽きないが、明日のある先生はお先に失礼である。

科研費申請終了

協力者やら連携やら分担者やら代表者やら、色々カテゴリーがあって、毎年のように扱いが変わるので、毎年のように記入要領を見返さなければならない。
役人に好き放題させておくと、あれもこれもと歴代担当者が思いついたり、適正化だの科学振興だのと揺れ動く施政方針のもとで色々詰め込まれたりして、増築に増築を重ねた温泉旅館のようになってしまう。一度、簡素化のブームが来ないかなと思うのだが。

さて、記入要領には審査基準も載っている。これを見ながら書けば、少なくとも内容が伴っている限り、書き方が悪くて落ちるということはないはずだが、同僚の申請書を見ると、どうして要求されたことを書かないのか、不思議な限りである。

大体書式にも、研究目的にはこう書けと、まるでマニュアルのように親切に書かれている。
「本欄には、研究の全体構想及びその中での本研究の具体的な目的について、冒頭にその要旨を記述した上で、適宜文献を引用しつつ記述し、特に次の点については、焦点を絞り、具体的かつ明確に記述してください。(記述に当たっては、「科学研究費補助金(基盤研究等)における審査及び評価に関する規程」(公募要領52~99頁参照)を参考にしてください。)
① 研究の学術的背景(本研究に関連する国内・国外の研究動向及び位置づけ、応募者のこれまでの研究成果を踏まえ着想に至った経緯、これまでの研究成果を発展させる場合にはその内容等)
② 研究期間内に何をどこまで明らかにしようとするのか
③ 当該分野における本研究の学術的な特色・独創的な点及び予想される結果と意義」

ここまで書かれていながら、まだ要旨を書かない奴、従来の研究経過とか先行研究を書かない奴(調べてないのか?)、具体的な研究成果が書かれない奴(書けないのか?)、特色を特色と明示しない奴(行間を読めというのか?)、呆れるばかりだ。

研究計画についても同様である。

申請書に懇切丁寧に書かれている要求事項を書かないでおいて、落ちたら不公正不透明な審査で落ちた言いふらすのだから、もう何がやりたいのかさっぱりだ。

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Monday, November 03, 2008

ゼミ合宿終了

二日間に及んだゼミ合宿が終わった。

学生たちは、ある者は活き活きと発表をし、ある者は淡々と発表した。
どちらも、夜ははじけていた。

翌日は、半数がダウン。約束のお勉強はどうも無理だったかな?

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Saturday, November 01, 2008

講演その2

今日は市民向けの講演会で、プレゼンファイルも、講演に来てくれた人にそれなりに気を使った。

授業とは異なり、単発の講演では組立が重要である。残りは来週とはいかず、落ちを付けなければならない。
また導入部分も、よく言われることだが、具体的で身近な枕から入って注意と興味を引きつける必要がある。
学生に授業の初めにお早うとか言っても、目がたまたまあった学生が会釈を返してくれるのが関の山だが、一般市民の場合は声に出して挨拶を返してくれる人が多く、それもまたアイスブレイクの常套手段だ。

まくらが本論と全く関係ないのも困りもので、話を本論に転ずるのが困難になってしまう。

今日の聴衆は3連休の最初をつぶしてまで聞きに来ただけあって、初めから割合反応がよく、ホォとかハハハとか声が返ってくるのが心地よく、2時間はあっという間であった。

問題は、このネタでもう何度話したか知れないが、本にまとめる暇がないことである。

明日と明後日は学生相手の二日間となる予定。