Tuesday, January 27, 2009

ゼミ終了

根気の授業は後、研究大学院のゼミだけとなった。

最後のゼミは積み残しを片付け、飲み会となる。その席で学生が噂していたのだが、同僚の一人が授業評価に悪口をかかれたのに腹を立て、悪口を書いた学生を特定して不合格にしたというのだ。
しかし学生の授業評価が帰ってくるのはずっと後なはずだというと、事務に見せてもらったらしいと、これまた噂になっているとのこと。

復讐されたと思いこむほどひどいことを書いたのかと聞くと、そこはにやにやして知らないというのだが、先日私のところに戻ってきたアンケートを見ても、一部には相当な罵詈雑言を書くものがいることは否定できまい。
匿名掲示板で憂さを晴らすのと同じのりで書く奴がいるが、そういうのが何人か混じっているだけで、アンケートの全体がまともに扱われなくなる。

学生アンケートは授業改善のためにやっているのだが、これでは逆効果だ。教員は授業を改善するどころかモチベーションが下がり、逃避や迎合に走ったり、おざなりや過剰防衛的に振る舞ったりする。無益であり、相互の不信をあおり、有害でもある。

下水を有効活用するには、汚水を濾過して糞尿のたぐいを除去しつつ、建設的な批判にはきちんと答える仕組みが必要である。

その、モデレータ役は汚物を浴びることになるが、誰にやってもらうのかが問題だ。

Monday, January 26, 2009

会議と予算執行

そろそろ年度末がちらつき、予算執行も佳境を迎えた。
大学の経理システムで各予算項目の残額を確認したが、100万単位で残っている費目もあれば、3900円しか残っていないのもある。

科研費は繰り越しができるようになったが、他の予算項目はそうはいかない。
まだまだ年度末の道路工事は必要なのである。

夜は会議。

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Friday, January 23, 2009

研究会にて原稿催促

午後の研究会報告準備をしていると、原稿催促のメールが来た。
すっかり忘れていたが、この出版社のこの雑誌担当はきっちり事前の催促を入れるので、こういうときは助かる。

Thursday, January 22, 2009

明日までの原稿が今日できる

こう書くと順調みたいだが、個人的には順調でない。
まず見直す時間がない。ぶっつけでだし、ゲラで修正する。
本当なら週明けにも完成させ、明日と明後日の別々の研究会ね別々の報告準備を見直す予定だったが、いずれも今日の残された時間でやるしかない。
悪いことに今日は会議が二つ、打ち合わせも一つ入っており、いずれも報告提案をしなければならないのでさぼることはできないし準備も少しは必要である。

昨晩別の連載原稿を仕上げて送ったり、オバマ演説に聴き入ってたりしたのもまずかったな。

Wednesday, January 21, 2009

ゼミの傍ら、来年度準備

昨日のゼミは最終回だったが今日のゼミはまだ終わらない。

その傍らで、来年度の準備も進む。
TA予定者との打ち合わせやゼミ募集などが続く。また来年度の学部研究科の委員割り当ても、本格化する。昔は研究室にいないで図書館にこもっていれば避けられるとの俗説が、特に若手には有力だったが、自分が親分だと思いこんでいる人が学部長や学科長だったりすると目も当てられないし、今はメールがあるから図書館くらいではにげたことにならない。
もっとも年輩の先生はメールを出しても知らないと言い張る人がたまにいる。こういうのは、都合の悪いときだけ聞こえないふりをする自称お年寄りという気がするのだが。

Tuesday, January 20, 2009

ゼミ終了

今期のゼミが最終回。学生たちは晴れ晴れとした表情で試験期間に突入である。

今回のゼミは3人と少人数で、これに院生が加わったアカデミックなゼミとなった。しかしレベル的には学部生向きそのもので、残念ながら院生には物足りないレベルだったろうというと、本人たちはそんなことないですという。
しかしなあ、どうみてもくつろいでいるというか。まあ良いか。

Monday, January 19, 2009

オフィスアワー

わが学部でもオフィスアワーを設定しろというので、適当に指定していたら、今日、今年始めてのお客さんが現れた。
進路について相談したいというのだが、公務員の世界にほとんど知識がないまま、とりあえず公務員になるのにどうしたらよいだろう、何か資格を取った方がよいのか?という相談である。

最近の公務員事情とか予備校とか、必要な科目についてすらきちんと答える知識に欠けているので、一般論しか答えられない。
学部でのコース選択だって、正確な知識は学生便覧任せである。

キャリアサポートの専門部署を紹介するというのが精一杯だ。

Sunday, January 18, 2009

大学入試センター試験

今日は監督である。
朝早くから夜までの仕事は、大学教員としては常ならぬ仕事であり、ネット上でも色々と大学の先生たちが嘆き節をアップしているのが面白い。

しかし初日は英語のリスニングがあるので、試験監督は二日目の方が楽である。

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Wednesday, January 14, 2009

学生は敵か

世の中がみんな敵に見えてしまうときがある。
学生の授業評価アンケートを見て、自由記述欄の罵詈雑言を目にしたときなどは確かにそうであり、反省より先に反発や腹立ちがくる。
お前ら出来が悪いくせになんだと、全員落ちろと、ひとしきり自分のことを棚に上げて呪いの言葉をはき散らす。

しばらくして冷静さを取り戻すと、罵詈雑言の中に貴重なカスタマーオピニョンが見えてくる。
特に勉強したいと思って受講したけど期待にそぐわなかったというご意見では、授業方法も内容もすぐ改善すべき方向が見えてくる(よく見ると。行間に)

ともあれ学生の生の反応であり、これを面白がってみられるようにならないとならないわけだが、いくら年をとってもそうはならない。年をとったからますますというべきであろうか。

Tuesday, January 13, 2009

連休明け

成人式のニュースで過去を少しだけ思い出したが、学生は今があの初々しさの年頃のはず。
日頃接する学生たちのイメージとはずいぶん違う。カメラマンとレポーターは上手に新成人らしい若者をセレクトするものである。

年明けは定期試験間際の忙しいときなので、祭日は迷惑この上ないのだが。

Friday, January 09, 2009

あっという間に金曜日

冬休みのせいで、ブログを書く習慣が失われたのか、月曜朝以来の書き込みだ。

さて今日は年明け最初の研究会があり、また午前中も授業があり、忙しい。
昨日は年明け最初の会議日だったし、一昨日は別の大学での授業を行いと、一気に日常である。

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Monday, January 05, 2009

仕事始め

といっても、何か特別のことがあるわけではない。
研究科長の訓辞のようなものを聞くことができる飲み会もあるらしいが、この忙しいのにそんなところに言ってられるかと言うことでパス。

とりあえず、今週も一部のゼミは始まるので、その準備をする。夏休みから冬休みの宿題となった例のものも、そろそろ片を付けたい者である。

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Saturday, January 03, 2009

謹賀新年

年が明け、自宅に戻ってきた。

深夜なので帰省ラッシュは感じられなかったが、2日とか3日とかが帰省ラッシュというのは早すぎるように思う。

新年は、来週半ばから授業が再開され、会議もあるので、5日が月曜日というのは良いのか悪いのかよく分からない。仕事始めの行事もあり、結構短い冬休みという感じがする。

授業が終わるとすぐ試験、入試と多忙な日々が続く。試験にせよ入試にせよ、外からは実施当日が忙しそうに見えるだろうが、答案がやってきてからが大変な日々になるのである。採点が済むと、今度は事務方が忙しくなる。

ということで、春休みまではあっという間であり、新年度の準備は年明けからやろうと思っても実際上春休みにやらざるを得ないことになる。

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