Wednesday, October 08, 2008

ハラスメント委員会(1)

少し前からの懸案にハラスメント問題がある。
自分の大学の話は書けるはずもなく、守秘義務の有無に関わらずそんなことは常識だと思うが、当事者が黙っちゃいないので、この種の話は結構よく聞く。

セクハラならば、それもハードな奴になると議論の余地がないが、研究室に2人きりで3時間いたというのが客観的事実で、後は両当事者の言い分が真っ向対立しているとなると、内部調査ではもちろん外部委員がいても何ともしがたい。

先日話が出たS先生のケースがまさにそれで、被害を訴えた女子学生は気分をほぐすためと言って触られて、だんだん服も脱がされていって、下着姿にされてと、おいおいこれはまずいだろと誰しも思うようなことをいう。
親御さんならそれを聞いただけで逆上して大学に怒鳴り込んで当然。現にそうなった。
一方のS先生、研究室ではテスト結果について話をしていただけで、納得されなかったから時間がかかっただけだという。泣き出されてしまったので気分をほぐすように言ったりお茶を入れてあげたりしたが、手も足も触れていない、服は上着を脱いだことはあるが下着姿になどなっていないという。
見方によってはずいぶん怪しいが、正直に話しているともいえる。

ほかの学生の話も広く聞いてみたが、研究室で長時間個人指導という経験は何人かからでてきた。しかしセクハラされたという話は誰もしなかった。

膠着状態なのであった。

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