授業準備中
後期まであとわずか。
教材をアップデートしているが、全体の構成が少し変わったので難渋している。
一旦作成した教材の改善は、全体にも影響してしまうだけに苦しいし、なんとなく後ろ向きの作業のような気がして気が進まない。
旧 Legal Issues in University 法律にまつわる四方山話を展開するはずが、日常の仕事に追われ、些事日記と化しております。
後期まであとわずか。
一旦作成した教材の改善は、全体にも影響してしまうだけに苦しいし、なんとなく後ろ向きの作業のような気がして気が進まない。
教授会の日でもないのに、朝2、昼休みの昼食会、夕方に打ち合わせが2、そして7時からもう一件。そのまま軽く飲みに行った。
その合間に、午前中は学部生の相手をし、午後は院生の自主ゼミにつきあった。
ロースクール生がこなかったのが、せめてのも救い。
夏休みが終わるのは、新学期開始だとすると9月末なのだが、それは学生さんの話。
同僚ではないが、まだ司法試験の採点が終わっていないと叫んでいたのに大仕事を押しつけられていた人がいたが、彼はどうしただろう?
そういうのと比べると、私のはもっと平和な用事だが、いずれにしてもすっかり秋めいた中を満員電車に乗る羽目となった。
今日は来年度の準備作業の始まりの日であり、今年から管理職となっている私としては、またまた新しい作業ゾーンへ突入だ。
それとともに、今年から始まった新しい制度の手直しが必要だったり、学生が用件を書かずに会いたいとメールしてきたので何だろうかと不安に思いながら会うのが今日だったり、結構落ち着かない。
大体学生が「お話があります」というときは、退学か休学の申し出だったり、ろくなことがないのだが、中には大学院に入りたいという申し出も年に何回かはあって、これはこれで難題の場合が多い。
「そうか、そうか、是非いらっしゃい」と返事したくなる学生さんから大学院志望を伝えられることは滅多になく、たいていはやめた方がよいと本人のためにもいうべきケースだ。
例外的に優秀な学生さんでも何がやりたいかはっきりしている場合はほとんどなく、専攻の選択すら怪しい場合がある。
来てくれるのは嬉しいが、入り口を間違えると後々困ったことになる。
それに最近の学部教育は語学をしっかりやらないから、3年くらいから院を視野に入れて2外を自分で積極的にやってないと、入ってからがつらい。必要があれば何語であれ克服できないことはないが、そういうものだと思わないと苦手意識が先に立って何時までもやらないしできないし、論文も必要な情報を読まないで書くことになり、ダメ論文の烙印を押される。
というわけで、学生さんの「会いたい」メールは、用件を書いてくれると有り難い。