冷たい雨
家族に花粉症のものがいるので、雨はイヤだとも言っていられないが、梅があちこち開いている割に冷たい雨で気が滅入る。
入試業務は時間ばかりとられるが、頭は暇だ。あれも書きたい、これも面白いと、色々思い浮かぶのだが、きちんと考えたり調べたりする時間はないという中途半端な時間だ。
そんな中でも業績を出し続ける同輩がやたらとえらく見える週だ。
旧 Legal Issues in University 法律にまつわる四方山話を展開するはずが、日常の仕事に追われ、些事日記と化しております。
家族に花粉症のものがいるので、雨はイヤだとも言っていられないが、梅があちこち開いている割に冷たい雨で気が滅入る。
入試業務は時間ばかりとられるが、頭は暇だ。あれも書きたい、これも面白いと、色々思い浮かぶのだが、きちんと考えたり調べたりする時間はないという中途半端な時間だ。
そんな中でも業績を出し続ける同輩がやたらとえらく見える週だ。
日々というほどではないが、先週土曜日に続いて今日も学外研究会である。
インターネットは様々な方面で法の内容に影響をもたらしているが、労働法と会社法とが同じ情報セキュリティに関して対立するを横から眺めていると、面白い。
大学の先生になるまでには、かなり多くの先生方のお世話になり、恩師と言うべき人が何人かいる。
そのうちの一人に呼びかけられて参加した論文集に、ようやく原稿を出すことができた。他の出来のいい参加者は皆出して、最後は出版社との直接交渉でデッドラインを決めるに至ったが、なんとか出せてよかった。しかし恩師が読むと思うと、いい加減にできないという思いがあり、しかし時間は迫り来るので、もう少しでギブアップだったが、なんとか出せてよかった。
私よりもっとお世話になったはずの若い研究者は諦めたらしいが、同じプレッシャーを味わっていたのだろうと思うと同情もする。それでも出せなかったのは情けないが。
今日は会議がふたつ。こういうスケジュールの合間を縫う中でまとまった論文を書くのは大変で、就職してしまうと書かなくなるのも無理からぬところはある。
それでもやはり出さないのは情けない限りだが。
その恩師とは別の恩師の訃報を先頃聞いたので、よけいにそう思うのだ。
この時期の大学の先生は、端境期の仕事で忙しい。
そのほか、専門にあがる前の学生たちのケアとか、学内ネットワークのお世話とか、雑務は数知れない。
論文を書くのは今しかないと思いつつ、一日がむなしくすぎていくのがつらい。
今週になり、小論文を二つ仕上げた。一つはまだ来週締め切りなので出していないが、一つは月曜に出して翌日ゲラが来た。
Labels: 論文、学会発表
最近は法科大学院の影響でか、通常の授業でも授業回数の確保にうるさい。
そういうわけで、休講分の補講で今日は二コマ、別々の大学に移動して授業である。
なるほど休講は望ましくないし、規定回数でできるだけのことをするのが任務であるから、せめて補講で埋め合わせるのは義務だ。
昔は、予定された内容を講義し終われば、残った1回二回位は休講とか質問タイムとかで過ごしたものだが、きちんと分からせることが求められるようになると、そうもいかない。
教育は手の掛かるものである。